About

Brand Philosophy

-ブランド理念-

 

空間に置かれた、小さな静けさ。


触れることで思考が動き出し、見つめることで時間が深まっていく。

 

私たちは、使い方を定めない家具をつくっています。


アートのようでありながら、実用的であること。


機能を超えて、意味を宿すこと。

 

数値ではなく、心のなかを流れる“時間の質”。


空間に、物思いに耽るための余白を。

 

そんな時間を、形にしています。

 


Story

-背景

DUREE(デュレー)は、時間や静けさをテーマにした家具ブランドとして2025年に東京で始まりました。
デジタルとアナログ、彫刻とプロダクト、思想と実用。

相反するものの間に立ち、空間に“思考のきっかけ”を置くこと。
それは、3Dテクノロジーと手仕事、素材へのこだわり、そして長く使い続けることを見据えた家具づくりによって実現されています。
ブランド名「DUREE」は、哲学者ベルクソンの言葉に由来し、“持続”と“内面の時間”を意味します。
 

Craft & Material

-製作と素材

◼︎彫刻的な造形を、FRPやモルタルなどの素材で丁寧に表現
◼︎すべて受注生産による国内製造。量産では得られない空気感を
◼︎表面の質感は、手作業による塗装や仕上げにより一点ずつ異なる個体差を楽しめる設計
◼︎見た目の重厚感に反して、移動可能な構造や素材選定

Profile

林 大也 – 代表 / デザイナー

住宅、店舗、ホテル、テーマパークなど、

これまで多様な空間づくりに携わってきました。

近年では、3DCGや3Dプリンター、AIなどのデジタル技術も取り入れながら、

ジャンルを越えて、手法にとらわれないものづくりを続けています。
DUREEでは、彫刻のような有機的な造形、素材そのものの力、

そして“物思いに耽る”ためのきっかけを大切にしながら、

家具を「触れる思想」としてかたちにしています。
テーマパーク制作で培った立体造形の技術、

3DプリンターやCNCによる精緻な加工、

左官や塗装といったアナログな手法。

それぞれの技術が重なり合うことで、DUREEの家具は生まれています。
日々の暮らしの中に、ふと訪れる非日常。

DUREEの家具は、ただ便利な道具を超えて、

これまでにない「佇まい」や「質感」を通じて、

空間に新しい時間と感覚をもたらします。
見慣れた風景の中に、小さな違和感や余白を生み出し、

人の思考や感性に、静かな揺らぎを届ける。

そんな、使うたびに“何か”を感じられる家具を目指しています。